いよいよ見学に行きましょう!

有料老人ホームに順位がついたら、上位の有料老人ホームに見学に行きましょう。もし可能であるならば、体験入居も是非してみましょう。ホームページやパンフレットだけの情報で決めるのではなく、必ず入居者する本人と、家族で見学することが大事です。何件か見学することによって、比較・検討することがとても重要となります。そして、ホームに足を運ぶことによって、実際に見学することでホームページやパンフレットでは分からない多くの情報を得ることができます。失敗しない有料老人ホームを選ぶには、いくつかのポインとがあります。

チェックシートを作ってみましょう!(各サービス・緊急時の対応・老人ホームでの様子・施設設備・立地条件・退去条件)

そして、老人ホームへ見学へ行く際には必ず筆記用具を持参しましょう。人間の記憶は曖昧です。時間が経つと、ぼんやりとした記憶になってしまいます。思った事や感じたこと、細かいところまでメモでいいので書き残してください。

各サービスについてのチェックポイント

食事や生活全般のサービス

食事の時間帯の幅はもちろんですが、楽しく食事ができるような工夫がされているか。食堂の広さと椅子の数。また食事内容についても。

共有スペースは常に清潔かどうか。車いすがすれ違えるだけの通路の幅が確保されているか。エレベーターの数と車いすが何台乗れるか。お風呂場の数と種類(大浴場や、個人利用のお風呂など)

ナースコールが部屋のどのあたりについてあるか。トイレや浴室ではナースコールはどこに設置されているか。自分が住む居室の掃除はどうなっているのか。

介護サービス

介護が必要となった場合には、どこまでの介護サービスを提供してくれるのか。入浴と排泄といった介護サービス以外にも対応してくれるのか。なども受ける可能性もあるので、その場合の金額も必ず確認しておきましょう。

介護士を目指して・・・

緊急時の対応についてのチェックポイント

居室にある緊急通報のシステムでナースコールで呼んだ場合には、どのようにコールが作動して、だいたいどれぐらいで居室まで来てくれるのか。そして、体調が急変した場合には、どれぐらいの緊急処置をしてくれるのか。提携医療機関はどこなのか。と、気になることは全て聞いておきましょう。

有料老人ホーム内の様子

ホームのスタッフがどのように働いているか。挨拶はできているか。機械的に働いていないか。スタッフに笑顔がでているか。入居者している方の表情なども確認していた方が良いと思います。特に確認しておくべきことに、施設長です。施設長は、現場で働くスタッフの直の上司にあたるので、施設長の考え方や態度などがスタッフに影響を与えます。施設長の人柄や施設長がスタッフにどのように対応しているのかを、しっかり確認しておいた方が良いでしょう。入居している方に話を伺えるチャンスがあれば、是非住み心地はどのような感じかを尋ねてみてください。入居している生の声は、貴重な参考意見になるでしょう。些細なことかもしれない?!と思うかもしれませんが、気持ちよく過ごしたいものです。施設内に、笑い声が溢れているか。入居者がイキイキとした表情をしているか。など感じるままをメモに残しましょう。

施設設備

綺麗で豪華なインテリアにごまかされないようにしてください。施設が使いやすいように(車いすになった場合でも)「機能性」はどうなのか。機械浴の設備が整っているかどうか。随所に手すりが設置されているか。もしもの火事や天災の時の避難する為の経路はどのようになっているのかまでも含めての「安全性」も確認してください。施設内に商業施設など入っているかどうか。自分が住むための部屋などの「居住性」も確認された方が良いと思います。

立地条件

今はいろいろなタイプのホームがあります。自然の中であったり、都市部であったり。住み慣れた自分のよく知る所がいいと思われる方もいらっしゃると思います。もしくは、家族が面会に来るのに近い場所であったりと選ぶポイントは人さまざまです。

都市部のホーム

買い物などにはとても便利です。訪問する側からしてもアクセス方法がいろいろあるので便利です。お出かけして、いろいろ楽しみたいという高齢者の方には向いていますが、静かな場所を好む方や自然を好む方には向いていません。

緑が多く自然が多いホーム

自然が多いので、ホームの敷地で四季の変化を感じるのが好きな高齢者の方には向いています。ただ、緑の多いホームは土地柄、交通の便が悪い場所にあるので、訪問する側には不便な場合が多いです。

今住んでいる場所から近いホーム

自分が住み慣れた地域なので、環境の変化に戸惑うことはあまりないといえるでしょう。家族が遠方に住んでいる場合には、訪問頻度が少なくなると考えておいてください。

子供の住まいと近いホーム

子供の住んでいる近辺のホームの場合は、ホームへ頻繁に家族は訪問に来れるでしょう。しかし、入居者は自分の住み慣れた地域とは違うので、環境の変化に戸惑うかもしれません。

退去条件と経営状況

民間の運営する施設などでは、会社と同じで倒産の危機に直面することも考えられます。これから先、長期間施設で生活を続けるためには、運営主体の経営状況を知ることも大切な確認事項の1つです。

可能であれば財務諸表などを施設から見せてもらい、経営状況を確認しておきましょう。

入居してから、ホームに馴染めずに退去する場合もあります。ホームに入居する際には、いろいろな費用がかかります。施設の立地・設備・医療体制など様々で、入居金や月額利用料金もホームによって異なります。

入居一時金には一般に償却期間が設けられていますが、入居時に償却される割合は、ホームによりさまざまです。もし仮に償却期間中に退去した場合には、決められた計算方式に従って返金があります。しかし、償却が済んでしまった場合には、退去時に返還金はありません。また、ホームによっては契約時に100%償却される場合もあります。

また、月額利用料などでは、光熱費などが管理費に含まれている場合もあれば、別途請求される場合もあります。各費用の内訳、制度などを事前に確認しておきましょう。

下記の点などをよく確認しましょう。

入居一時金 : 返還金制度、一時金の保全措置、クーリングオフ

月額利用料 : 内訳の詳細(家賃相当額、管理費、食費など)

介護保険1割負担額 : 介護度の1割負担額の確認

その他の費用 : 必要に応じて追加でかかる費用・別途かかる費用

 

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